Woolrich(ウールリッチ)のタグで年代を判別する方法

Woolrich(ウールリッチ)のタグで年代を判別する方法のメイン画像 ファッション

1830年にアメリカのペンシルバニアで設立された「Woolrich」。

ウールリッチと言えば、赤と黒のチェック柄の通称「バッファローチェック」が有名ですよね。

元々はハンティングの際の誤射を防ぐため、遠くでも目立つ配色が元になった柄ですが、そのデザインのカッコ良さから今なおアメカジの定番として根強い人気を持っています。

そこで、この記事ではそんなデザインと機能性を兼ね揃えたWoolrichのタグで年代を判別する方法を紹介します。

1930年代初期 「黒タグ初期」

1930年代初期のウールリッチの「黒タグ初期」の画像

画像引用元サイト:30’s VINTAGE WOOLRICH MELTHON WOOL HOODIE JACKET[BLUE]

1930年代初期頃は、黒タグに緑色で「JOHN RICH & BROS」表記がタグの上部に記載されるのが特徴です。

そして、このタグには左を向いた細い羊がデザインされています。

ちなみに、同じ羊のデザインで黒地に赤刺繍のタグも同年代に見られます。

1930年代初期のウールリッチの「黒タグ初期」の赤文字タグの画像

画像引用元サイト:Late 30’s Woolrich wool sport jacket with hidden grommet zipper

タグの上部に「JOHN RICH & BROS」表記がある場合は「1930年代初期」

1930年代中期〜1930年代後期 「黒タグ(REG表記初期)」

1930年代中期から1930年代後期のウールリッチの「黒タグ(REG表記初期)」の画像

画像引用元サイト:1930’s Woolrich Hunting Jacket

1930年代中期から1930年代後期のウールリッチの「黒タグ(REG表記初期)」の画像2

画像引用元サイト:40s Woolrichウールリッチ バッファローチェック ウールスポーツジャケット

1930年代半ば頃になると、羊の体型が先程より太くなり四角いデザインになります。

そして、羊がこちらを向き、ニッコリした表情に変わります。

補足として、上記のタグは羊の下に「REG」表記が付きますが、このタグの初期デザインには付かないものもあります。また、次のタグで紹介しますが、このタグでも羊の後足の右側に「EST 1830」が記載されるものもありますのでご注意ください。

黒地に緑刺繍でデザインされるのは、「1930年代後期まで」

1930年代後期~1940年代初期 「黒タグ(REG表記中期)」

1930年代後期から1940年代初期の「黒タグ(REG表記中期)」の画像

画像引用元サイト:1940s Woolrich ウールシャツ 表記15 [E18-10-54]

1930年代後期頃になると、タグの下部に記載されている「WOOLRICH WOOLEN MILLS」「WOOLRICH,PA」の表記が白に変更されます。

引き続きニッコリした羊が使用されます。

そして、今までタグ上部に記載されていた「EST 1830」表記が羊の後ろ足の横に移動します。

「WOOLRICH WOOLEN MILLS」「WOOLRICH,PA」の表記が白に変わるのは「1930年代後期から」

1940年代初期 「黒タグ(REG表記後期)」

1940年代初期の「黒タグ(REG表記後期)」の画像

画像引用元サイト:1940’S WOOLRICH HUNTING WOOL VEST SZ/36 [RJKT247]

1940年代初期頃には、より丸々したデザインになり、首や後ろ足の肉付きが良くなります。

よく見ると、耳まで丸くなっています。

丸々した羊のデザインは「1940年代初期」

1940年代 「黒タグ(REG表記最終期)」

1940年代の「黒タグ(REG表記最終期)」の画像

画像引用元サイト:1947 Vintage WOOLRICH Buffalo Wool Flannel Shirt Coat

1940年代には、一見羊には見えないような今までの羊とは全く異なる細い羊がデザインされます。

タグに「REG」表記が入る最終タグで、1947年頃まで使用されます。

細い羊がデザインされるのは「1947年頃」

1940年代後期~1950年代 「黒タグ(®️マーク表記)」

1940年代後期~1950年代の「黒タグ(®️マーク表記)」の画像

画像引用元サイト:1960s “Woolrich” wool melton check vest -RED-

1940年代後期~1950年代の「黒タグ(®️マーク表記)」の画像2

画像引用元サイト:50s USA ビンテージ WOOLRICH ウールリッチ CPO チェック ウールジャケット

1940年代後期~1950年代の「黒タグ(®️マーク表記)」の画像3

画像引用元サイト:1950’S WOOLRICH WOOLEN MILLS WOOL JACKET SZ/36 [RJKT354]

1940年代後期からタグに商標登録を表す「®️マーク」が記載されます。

羊の後ろ足の右側に大きく「®️」が記載されるのが特徴で、大きく分けて上記の3パータンの羊のデザインが使用されます。

なお、下記の「三角タグ」も同年に見られます。

1940年代後期~1950年代の「黒タグ(®️マーク表記)」の三角タグの画像

画像引用元サイト:1950s Woolrich ウールシャツ 表記M [E18-11-11]

タグに大きい「®️マーク」が入るのは「1940年代後期から1950年代まで」

1950年代後期~1960年代後期 「黒タグ(芝生)」

1950年代後期から1960年代後期の「黒タグ(芝生)」の画像

画像引用元サイト:60’s Woolrich フード付き ウールジャケット [ou-1156]

1950年代後期から1960年代後期の「黒タグ(芝生)」の画像2

画像引用元サイト:40s Woolrichウールリッチ マッキーノ ウールジャケット

1950年代後期頃からは、羊の下に芝生がデザインされ、今まで大きくデザインされていた「®️マーク」の大きさが小さくなります。

この頃のタグには、上記の画像のようなクルクルの髪型をした羊がデザインされます。

「黒タグ」で「®️マーク」が小さく入るのは「1950年代後期から1960年代後期まで」

1970年代 「白タグ」

1970年代のウールリッチの「白タグ」の画像

画像引用元サイト:1970s Woolrich ウールハンティングジャケット 表記40 [E18-12-25]

主に1970年代に見られる、通称「白タグ」。

白地に黒刺繍でロゴマークとブランド名が記載されるシンプルなタグで、古着屋さんでも比較的よく見かけます。

シャツなどには、下記のような三角タグが使用されます。

1970年代のウールリッチの「白タグ」の三角タグの画像

画像引用元サイト:1970’s USA製 [Woolrich] 3色バッファローチェック ウールシャツ グレー×レッド×ブラック 表記(L) ウールリッチ ヴィンテージ

「白タグ」は主に1970年代

1980年代~1990年代 「紺タグ」

1980年代から1990年代のウールリッチの「紺タグ」の画像

画像引用元サイト:ウールリッチ WOOLRICH 80’s 紺タグ ニット セーター クルーネック グリーン系 メンズ

1980年代頃からは、「紺タグ」が使用されます。

先ほど紹介した「白タグ」とほとんど同じデザインで、主に80年代に見られ、90年代頃まで使用されます。

そして、「白タグ」同様にシャツなどには下記の三角タグが使用されます。

1980年代から1990年代のウールリッチの「紺タグ」の三角タグの画像

画像引用元サイト:Deadstock 1980’S(Late) Woolrich Buffalo Plaid (緑×黒) Shirts Made in USA

「紺タグ」は「1980年代が主流」

1990年代

「刻印タグ」

1990年代のウールリッチの「刻印タグ」の画像

画像引用元サイト:90s USA製 Woolrichウールリッチ フォークロア柄 フーデッド ウール ブランケット コート

90年代には、様々なデザインのタグが出て来ますが、その中でもよく見かけるのが上記の画像の「刻印タグ」。

レザーにロゴとブランド名が刻印されたデザインで、アウターによく付きます。

「刻印タグ」は90年代

「筆記体タグ」

1990年代のウールリッチの「筆記体タグ」の画像

画像引用元サイト:90s- Woolrich Henry neck Sweat

こちらもよく見かける「筆記体タグ」。

古着屋さんやリサイクルショップなどで安く販売されていることが多いイメージです。

90年代ブームが続いているので、これから人気が上がっていくかも知れませんね。

「筆記体タグ」は90年代

まとめ

いかがでしたか?

こうやって順を追ってタグを見るいくと、徐々にデザインが変化していくので覚えやすいですよね。

ここで紹介したポイントをおさえておけば、大体の年代判別が可能なので覚えてしまいましょう!

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