1950年頃〜1960年頃に使用されていたLEEの「赤文字タグ」。
このタグは、今までのタグに比べて大きいのが特徴です。そして、その大きいタグの中には、主に下記の情報が記載されています。
- 「LOTナンバー」
- 「SIZE」
- 「特許番号」
このタグは、どの年代も記載されている内容に変わりはありませんが、各年代によってデザインが少し異なります。
そこで、この記事では、「赤文字タグ」の年代判別方法について紹介します。
ちなみに、「赤文字タグ」以前のタグについては下記の記事をご確認ください。
1953年〜

画像引用元サイト:DJ-378
まず、紹介するのが「赤文字タグ」の初期デザインです。
このタグは、「赤タグ」の最終形のデザインに下記の4つの情報が追加されます。
- LOTナンバー:「LOT」
- サイズ:「SIZE」
- シルエット:「REGULAR」
- 特許番号:「DESIGN PATENTED」
「赤タグ」については、下記をご確認ください。
また、「赤文字タグ」は、文字色が見分けるポイントになります。
- 「LOT」:赤文字
- 「SIZE」:赤文字
- 「REGULAR」:赤文字
- 「DESIGN PATENTED NO.153438」:黄文字
「LOT」と「SIZE」が赤文字で表記されているのは、最も古い赤文字の特徴です。最低限これだけは押さえておきましょう。
1956年〜

画像引用元サイト:50’s Lee 101J 赤文字タグ size 34 R
1956年に入ると、「LOT」と「SIZE」表記が赤文字から黄文字に変更になります。
また、「REGULAR」が赤文字から黄文字に。そして、「DESIGN PATENTED NO.153438」は、黄文字から赤文字に反転します。
デザイン全て覚えるのは大変なので、「LOT」と「SIZE」表記が黄文字だとおおよそこの年代だと覚えておきましょう。
1957年〜1960年頃

画像引用元サイト:LEE 101Z 40'S / 200 70'S / 101-J 50'S…
このタグは、「赤文字タグ」の最終形です。
よく見ると、「Lee」の文字が繋がっています。この文字が繋がっているデザインは、1957年頃に誕生し、1960年頃まで使用されます。
ちなみに、それ以外のデザインは、一つ前と同じです。
まとめ
いかがでしたか?
最後に、「赤文字タグ」を年代が古いものから順に特徴をあげると下記の通りです。
- 「LOT」「SIZE」表記が赤文字
- 「LOT」「SIZE」表記が黄文字かつ「Lee」の文字が繋がっていない
- 「LOT」「SIZE」表記が黄文字かつ「Lee」の文字が繋がっている
この特徴を参考に、年代判別を行いましょう!
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