1964年頃から1970年代初頭まで使用されていたLEEの「黒タグ」。
古着屋さんでも見かけることが多く、この年代の商品は比較的手頃な価格で手に入れることが出来ます。そのため黒タグの各年代のタグの特徴を知って古着屋さんに行くことでいつも以上に買い物を楽しくことが出来ます。
そこで、この記事では、LEEの黒タグの年代判別方法について紹介いたします。
1964年〜

画像引用元サイト:【Lee】lot.101J ライダースジャケット(70年代製)
1964年頃になると、「三角タグ」から再度「四角の形」に戻ります。ちなみに、「三角タグ」については、下記の記事をご確認ください。
記載されている内容は、「三角タグ」の時とほとんど変わりありません。
しかし、この年代の「黒タグ」の最大の特徴は、タグの下に「100% COTTON」タグが付きます。
そのため、これを目印の一つにして年代を判別しましょう。
1965年〜

画像引用元サイト:ヴィンテージ Lee デニムジャケット 101-J 黒タグ
1965年頃になると、タグに記載される情報が増えます。
具体的には、次の3点です。
- 「100% COTTON」表記がタグの中に移動
- 「®︎マーク」が追加
- 「MADE IN U.S.A.」表記が追加
この年代になると、時代背景から商標登録(®︎マーク)や原産国表記(MADE IN U.S.A.)が入るようになります。
1969年〜

画像引用元サイト:★60s~USA製ビンテージ LEE 101J 黒タグ オリジナル ジージャン デニムジャケット 42R MRなし ライダースリーバイス 70505 70s Gジャン
1969年頃になると、タグ上部に記載されていた「UNION MADE」表記が消えます。
1970年〜

画像引用元サイト:ヴィンテージ古着60s位Lee 101-J黒タグデニムジャケット(Gジャン)RIDERS 希少サイズ34!_
1970年頃になると、デザインに細かい変更があります。
- 「®︎マーク」の横に「M.R.」が追加
- 「UNION MADE」表記が消え、「UNION MADE IN U.S.A.」に変わり、一番下に配置
そして、その後、1971年頃になると、先ほど紹介したタグの下に紙タグが付きます。そこには、「LOT番号」や「素材(100% COTTON)」などが記載されます。
さらに、1970年代初頭には、「34」などのサイズ表記が黒タグの中から消えるデザインもあります。
まとめ
LEEの「黒タグ」の見分け方についてはわかりましたか?
このブログでは、これまで、LEEのタグの見分け方については紹介してきました。
興味がある方は下記にLEEのタグの見分け方の記事を記載していますので、併せてご確認ください。
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