1933年にフランスのテニスプレイヤーであるルネ・ラコステによって設立されたブランド「LACOSTE」。
その中でもシルエットや製法などからヴィンテージ好きから根強い人気を持つのがフランス製です。
ちなみに、フランス製の「LACOSTE」のことをフレンチラコステの略で「フレラコ」と呼びます。
そこで、この記事では「フレラコ」に絞ってタグで年代を判別する方法を紹介します。
ラコステのアメリカ版「IZOD LACOSTE」のタグを知りたい方は、下記の記事をご確認ください。
1960年代後期~1970年代前期

画像引用元サイト:[古着/USED] 60’s フランス製 ラコステ ポロシャツ ts-889
こちらは、1960年代後期頃から見られるタグです。
この頃は大きいタグが使用され、「MADE IN FRANCE」が赤文字でデザインされているのが特徴です。
また、このタグのように、「MODELE DEPOSE」が記載されるものもあります。
タグ上部にもう1枚サイズ表記の小さいタグが付きます。
1970年代前期

画像引用元サイト:70’s初期 ヴィンテージ フランス製 ラコステ ポロシャツ ブルー 赤文字 フレンチラコステ [LACOSTE]
1970年代前期になるとタグが小さくなり、長方形型になります。
そして、そのタグの下部に赤文字で「MADE IN FRANCE」とだけ記載されます。
1970年代中期

画像引用元サイト:70s フランス製 フレンチラコステ Lacoste 半袖 ポロシャツ レッド 赤 メンズML相当 ワンポイント ヨーロッパ古着 070220ss21
1970年代中期には、「MADE IN FRANCE」表記がタグの上部に移動します。
そして、文字も赤色から緑色に変更します。
1970年代後期

画像引用元サイト:[古着/USED] 70’s フランス製 ラコステ ポロシャツ ts-1229
1970年代後期には、先程紹介したタグに商標登録済みを意味する「®️マーク」が付きます。
ちなみに、この「®️マーク」は赤色と黒色が存在します。
この頃までサイズ表記のタグが別で付きます。
1980年代

画像引用元サイト:古着 ニット 80s フランス製 LACOSTE ラコステ 太ピッチ ボーダー ウール ニット セーター 5 ブランド 古着
1980年代には、これまで別で付いていたサイズ表記タグがなくなり、タグの右上にサイズが記載されるようになります。
1990年代

画像引用元サイト:90’s LACOSTE フランス製 鹿の子ボーダー ポロシャツ [8/XXL]
1990年代に入ると、シンボルのワニとその下にLACOSTE、そして左上にサイズ表記が記載されたシンプルなタグになります。
そして、90年代の特徴はメインのタグの他にもう1枚下にタグが付くことです。
そこには、生産国などの情報が記載されます。
まとめ
いかがでしたか?
フレラコは古着屋さんでも比較的お手頃価格で購入することが出来ます。
そのため、様々な年代の様々なカラーバリエーションを集めてみるのも楽しくて良いですね。
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