Hanes(ヘインズ)のタグで年代を判別する方法

Hanes(ヘインズ)のタグで年代を判別する方法のメイン画像 ファッション

1901年に紳士用のアンダーウェアとして誕生した「Hanes」。

設立してから一世紀以上経つにも関わらず、その人気は衰えることなく今でも多くの方に愛用されています。

そんな老舗ブランドがゆえ、設立当初から度々タグのデザインを変更してきました。

そこで、この記事ではHanesのタグで年代を判別する方法を紹介します。

1910年〜 「初期タグ」

1910年〜 Hanesの「初期タグ」の画像

画像引用元サイト:1910年代!ヴィンテージHANES!(大阪アメ村店)

大変希少な1910年代頃のHanesのタグです。

白地にパズルのピースのような赤い図形がデザインされ、そこに「HANES」と白い刺繍がされています。

このタグのように昔のHanesのタグは、「E」と「S」の文字が深くクロスして重なっています。逆に言えば、このクロスの重なりが浅いものは少し新しいタグと判断することが出来ます。

ちなみに、このクロスしているタグは40年代頃まで見られるのでそれだけ覚えておけば大体の年代判別が可能です。

なお、Hanesは1924年に初めて赤ラベルタグを発表したと言われていますが、1913年にワンピースタイプの画期的なアンダーウェアとして打ち出された「ユニオン・スーツ」の広告にこちらと同じタグが確認することが出来ます。

1913年Hanesの「ユニオン・スーツ」の広告の画像

画像引用元サイト:HISTORY

そのため、この年代からここで紹介したタグが使用されていた可能性が高いのではないかと思います。

「E」と「S」の文字がクロスしているタグは1940年代頃までに見られる。クロスが深ければ深いほど古いもの。

1940年代

「Swing Sleeveタグ」

1940年代HanesのSwing Sleeveの刺繍タグの画像

画像引用元サイト:古着 40-50s Hanes Wind Shield 「Swing Sleeve」 針抜きリブ フリーダム スリーブ カットオフ スウェット 42 古

1940年代頃のHanesのWIND SHIELDの「Swing-Sleeveタグ」です。

スウェットについているタグで、「Swing-Sleeve」という名前の通り、肩から腕にかけて曲線を描いたデザインになっています。また、このスウェットの場合は40年代によく見られる「針抜きリブ」が使用されているので、万が一タグが付いてなくでも大体の年代判別が可能です。

こちらは、刺繍でデザインされたタグですが、下記のようにプリントのタグもあります。

刺繍タグの方が少し古いものだと言われています。

1940年代HanesのSwing Sleeveのプリントタグの画像

画像引用元サイト:1940’s HANES Broad Stitch Swing Sleeve Sweat

「Irregularタグ」

1940年代HanesのIrregularタグの画像

画像引用元サイト:40’s~50’sデッドストックHANESヘインズ針抜きポケットTシャツ

1940年代頃から見られるタグに「Irregular」とプリントされたタグ。

このタグもヴィンテージでたまに見かけます。

「その他のタグ」

あまり見かけませんが、こんな刺繍タグもあるので紹介しておきます。

1940年代Hanesのその他のタグの画像

画像引用元サイト:40s HANES コットン 半袖アンダーシャツ クリーム 46

Suede Knitと刺繍されたこのタグも40年代頃に見られます。

1940年代HanesのSuede Knitタグの画像

画像引用元サイト:1950’S DEADSTOCK HANES SWEAD KNIT L/S SIZE/MEDIUM [RSWT086]

Hanesの40年代のタグを色々見てきましたが、ある特徴に気付きました?

実は、この年代のタグには白い縁取りがされています。

つまり、タグに白い縁取りがされている場合は1940年代のものだと判断することが出来ます。

タグに白い縁取りがあるタグは1940年代に多く見られる

1950年代

「縁なしタグ」

1950年代のHnaesの縁なしタグの画像

画像引用元サイト:1910年代!ヴィンテージHANES!(大阪アメ村店)

1950年代に入ると、タグから白い縁取りが無くなります。

「WIND SHIELDタグ」

1950年代のHnaesのWIND SHIELDタグの画像

 画像引用元サイト:HANES WIND SHIELD HALF-ZIP SWEAT SHIRT( L/DEADSTOCK )

ヴィンテージ好きに人気が高い「WIND SHIELD」タグ。

1950年代頃に見られるタグは、サイズ表記が上に入ります。さらに、その表記が「SMALL」「MEDIUMi」「LARGE」などのように全て記載されているのが特徴です。

1960年代

「WIND SHIELDタグ」

1960年代のHnaesのWIND SHIELDタグの画像

画像引用元サイト:1960s【HANES】WIND SHIELDスウェットパーカー [★E13-3-18]

先ほど紹介した「WIND SHIELD」の60年代頃のタグです。

1960年代のタグは、ブランド名の両側にサイズ表記が記載されるようになります。また、左側のサイズ表記が「S」「M」「L」のように省略されるのも特徴の一つです。

「BREEZE SHIELDタグ」

1960年代のHnaesのBREEZE SHIELDタグの画像

画像引用元サイト:1960s【HANES】BREEZE SHIELD 半袖スウェット ブラック 表記M [E17-4-34]

「WIND SHIELD」と似たタグで「BREEZE SHIELD」もあります。

「HANE OF AMERICAタグ」

1960年代のHnaesのHANE OF AMERICAタグの画像

画像引用元サイト:デッドストック★60s HANES TIKI ティキ コットンTシャツ 青 SM

タグの形が変わり、「HANES OF AMERICA」と記載されたタグも60年代頃に見られます。

1965年 「HANESPORTタグ」

1965年のHnaesのHANESPORTタグの画像

画像引用元サイト:60’s Hanes 前V スウェット “HANESPORT” [sp-543]

1965年に「ヘインズ コーポレーション」から誕生した「HANESPORT」。

1965年、兄のヘンダーソン・ヘインズが設立した「ヘインズニッティング社」と、弟のジョンが設立した「ヘインズポージャリー社」が合併し「ヘインズ コーポレーション」となりました。

引用元サイト:HISTORY

タグには、大きく旗がデザインされている一度見ると忘れにくいインパクトのあるタグです。

また、数あるタグの中でもデザイン性が非常に高く人気のあるタグではないでしょうか?

ちなみに、「HANESPORT」と書いて「ヘインズ スポーツ」と読みます。

1970年代

「レッドフラッグタグ」

1970年代のHnaesのレッドフラッグタグの画像

画像引用元サイト:70’s HANES(ヘインズ) VINTAGE ポパイTシャツ

1970年代には「レッドフラッグタグ」と呼ばれるこのタグが使用されます。

そして、この頃からブランド表記が「Hanes」と小文字になり、商標登録を意味する「®️マーク」が記載されるようになります。

このタグには下記のように様々なカラーが存在します。

1970年代のHnaesのブラックフラッグタグの画像

画像引用元サイト:1970s Hanes プリントTシャツ 表記L [E18-5-8]

1970年代のHnaesのイエローフラッグタグの画像

画像引用元サイト:マグネッツ神戸店5/29(水)Vintage&雑貨入荷! #2 Hanes , Russell Vintage T-Shirt!!!

1970年代のHnaesのグリーンフラッグタグの画像

画像引用元サイト:1970年代-80年代 未開封袋入り デッドストック ヘインズ サーマルトップ

この他にも、青色のタグもあります。

また、少し縦長になったこのようなタグも70年代のものです。

1970年代のHnaesのレッドフラッグタグの画像2

画像引用元サイト:70s Hanes ヘインズ pocket-tee 無地T ヴィンテージ 2トーン 70年代

このタイプのタグも先ほとど同様のカラーパターンがあります。

ブランド名が小文字表記で、®️マークが記載されているタグは70年代のもの

「三角タグ」

1970年代のHnaesの三角タグの画像

画像引用元サイト:マグネッツ神戸店5/29(水)Vintage&雑貨入荷! #2 Hanes , Russell Vintage T-Shirt!!!

こちらも70年代に良く見かける通称「三角タグ」。

見た目の通り、三角のデザインからこのように呼ばれます。

しかし、シンプルに「オレンジタグ」と呼ばれたり、タグのサイズが小さいことから「チビタグ」と呼ばれたりします。

また、この三角タグの「Beefy-T」バージョンもあります。

1970年代のHnaesの三角タグのBeefy-Tの画像

画像引用元サイト:良質かつ普遍。高騰する70年代ヴィンテージTシャツを安価で!

この「Beefy-T」は、1975年に誕生したもので、肉厚なボディでHanesの中でも人気の商品です。

つまり、タグに「Beefy-T」と記載があることは、1975年以降のものだと推測することが出来ます。

「Beefy-T」表記があるものは、1975年以降のもの

1980年代

「オレンジタグ」

1980年代のHnaesのBEEFY-Tのオレンジタグの画像

画像引用元サイト:Hanes Beefy-T “L.A. 3rd Annual Firecracker 10K Run” T-shirt circa 1981

1980年代頃には、オレンジタグと呼ばれるタグが使用されます。

このタグは、「BEEFY-T」の横にTM表記があることからまだ正式に商標登録をしていない時のものだと推測することが出来ます。

そのため、このタグは70年代後半から使用されていた可能性が高いです。

ここで紹介した以外にも、このオレンジタグは何パターンかありますので紹介していきます。

1980年代のHnaesのFIFTY-FIFTY COMBEDのオレンジタグの画像

画像引用元サイト:80’s Hanes Solid Tee MADE IN USA 無地T アメリカ製 + 今週末も、新商品投入致します !!

こちらは、「FIFTY-FIFTY COMBED」タグでポロエステルとコットンの混紡素材が使用されている商品のタグです。

1980年代のHnaesのPOLY COTTONのオレンジタグの画像

画像引用元サイト:80s”Hanes” – Ringer tee

こちらは、「poly cotton」タグでポリエステルとコットンが混ざった通称「ポリコン」が使用された商品に使用されているタグです。

このタグがオレンジタグの中でも後年のものだと言われています。

「青タグ」

1980年代のHnaesのBEEFY-Tの青タグの画像

画像引用元サイト:1980s Hanes カレッジTシャツ 表記L [E20-4-13]

1980年代には、オレンジタグと似たデザインの「青タグ」がよく使われます。

このタグをよく見ると、「BEEFY-T」の横に®️マークが記載されています。オレンジタグでは「TM」表記でしたので、青タグで商標登録が完了したことを意味します。

この「青タグ」も「オレンジタグ」同様に何パータンかありますので紹介していきます。

1980年代のHnaesのFIFTY-FIFTY COMBEDの青タグの画像

画像引用元サイト:Vintage 80s New York T-Shirt Mens M Deadstock Hanes Fifty Fifty USA Made

青タグのFifty-Fiftyタグで、コットンとポリエステルの混紡生地を使用したものです。

1980年代のHnaesのアクリルの青タグの画像

画像引用元サイト:80’s~ HANES ネイビー 無地スウェット [XL]

コットンとアクリルが使用された商品に付くタグです。

Hanesでアクリル素材が使用されるようになったのは、1980年代後半からです。

つまり、このタグが付く商品は1980年代後半のものだと判断することが可能です。

アクリル素材が使用されるのは、1980年代後半から

1990年代

1990年代のHnaesのACTIVEWEARの2枚タグの画像

画像引用元サイト:90s デッドストック Hanesヘインズ 無地スウェット

1990年代は、ロゴの「H」のデザインが特徴的です。

このロゴが使用されたタグは90年代によく見られます。

他には、このようなBEEFY-Tのタグ。

1990年代のHnaesのBEEFYの画像

画像引用元サイト:90’S HANES PRINT TEE/UNIVERSAL STUDIOS HOLLYWOOD

さらには、同じBEEFY-Tの2枚タグも見られます。

1990年代のHnaesのBEEFYの2枚タグの画像

画像引用元サイト:90’s Hanes Dedstock L/S shirt 古着 US古着 アメカジ サーフ ロンT

まとめ

いかがでしたか?

Hanesのタグは本当にいろんなものが出ていて、ここでは紹介しきれなかったものもあります。

ですが、ここで紹介したものを覚えておくとほとんどの場合の年代判別が可能だと思います。

ぜひ、この記事を活用して年代判別してください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました