アメカジ好きから愛されるブランド「GOLDEN FLEECE」。
ミリタリーを踏襲した商品が多く、その品質の高さから人気を集めています。中でも米軍納入メーカーである「SPIWAK」との商品は特に人気ですよね。
そこで、この記事ではそんなGOLDEN FLEECEのタグで年代を判別する方法を紹介します。
1940年代~1950年代 「黒タグ」

画像引用元サイト:Vintage 1950’s “Golden Fleece” Nubuck Jacket
1940年代から1950年代に見られる「黒タグ」。
黒地に金刺繍で下記の内容が記載された高級感のあるデザインです。
- genuine(筆記体)
- Golden Fleece
- jacket(筆記体)
- TRADE MARK REG. U.S. PAT. OFF.
- SUEDE LEATHER
- A MASTER CRAFTSMAN’S CREATION
なお、タグの「SUEDE LEATHER」の部分は商品によって異なります。
私が知る限り、他には「FRONT QUARTER HORSEHIDE」「GOATSKIN」があります。
1960年代~1970年代 「白タグ(筆記体)」

画像引用元サイト:古着 ジャケット 60-70s USA製 Golden Fleece SPIEWAK N-1 タイプ ジャングルクロス デッキ パーカー コート 40 古着
1960年代頃から使用される「白タグ」。
タグには下記の内容が入ります。
- Golden Fleece(筆記体)
- INDUSTRIAL OUTERWEAR
- MADE IN U.S.A.
そして、この頃からブランド名が「筆記体」、そして、タグに「®️マーク️」が付くようになります。
1970年代〜1980年代 「黒タグ(筆記体)」

画像引用元サイト:80’s Golden Fleece N-3B TYPE JKT 表記(42) ブラック DEAD
1980年代によく見られる筆記体の「黒タグ」。
上記画像の右下のタグで、1970年代頃から見られます。
色が「白」から「黒」に変わり、黒地に金色で下記の内容が記載されたシンプルなデザインになります。
- Golden Fleece(筆記体)
- MADE IN U.S.A.
1980年代~1990年代 「Golden Fleece by I.SPIEWAK 青文字タグ」

画像引用元サイト:I.Spiewak Dead Stock N-2B Flight Jacket Tan 38 (I.スピワック デッドストック N-2B フライトジャケット) Made In USA
1980年代から1990年代初頭頃に見られる「青文字タグ」。
「Golden Fleece by I.SPIEWAK」に付くタグで、非常に質の高い商品を作ることでファンが多いラインです。
冒頭でもお伝えした通り、「SPIWAK」は米軍納入メーカーなのでその品質は間違いないです。
このタグには、次の内容が入ります。
- I.SPIEWAK
- Golden Fleece
- OUTERWEAR
- MADE IN THE U.S.A. Since 1904.
見た通り、「I.SPIEWAK」が青文字で記載されるのが特徴です。
ちなみに、80年代頃からタグの下にアメリカ国旗がデザインされた「MADE IN U.S.A.タグ」が入るようになります。
1990年代 「Golden Fleece by I.SPIEWAK ミルスペックタグ」

画像引用元サイト:Deadstock 1990’S Golden Fleece (I.SPIEWAK) type B-15C フライトJK 40 USA製
1990年代には、古いミリタリーに付く「ミルスペックタグ」を模したタグが使用されます。(上記画像左上)
1990年代 「Golden Fleece by I.SPIEWAK 紺タグ」

画像引用元サイト:USA製【ビンテージ】【スピワック】【M65風ナイロンジャケット】【サイズL】
1990年代頃に見られる「紺タグ」。
紺地のタグには、次の内容が記載されます。
- SPIEWAK
- GOLDEN FLEECE
- OUTWEAR FOR
- PUBLIC SAFETY
- NEW YORK CITY
そして、タグの下にはこの画像のように「Weather Techタグ」が付くパターンや「Thinsulateタグ」が付くものがあります。
まとめ
いかがでしたか?
これでGOLDEN FLEECEの年代判別は可能ですよね。
古着屋さんによっては安く販売されていることもあるので、まだ持っていない方は一着は持っておきたいブランドです。
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