Dickies(ディッキーズ)のタグで年代を判別する方法

Dickies(ディッキーズ)のタグで年代を判別する方法のメイン画像 ファッション

ファッション好きが1着は持っているブランド「Dickies」。

1922年に創業し、元々はワークウェアとして製造を行っていました。

しかし、90年代にスケーター達がタフで低価格のため愛用するようになりその人気は一気に増していきます。

今や知らない人はいない大人気ブランドですが、そんなに昔からあるブランドだと知らない方も多いのではないでしょうか?

そこで、この記事では、ディッキーズのタグで年代を判別する方法を紹介します。

40年代〜50年代 「刺繍タグ」

40年〜50年代に使用されていたタグは、下記のように濃い赤地に黄色で「Dickies」と刺繍されているのが特徴です。

 

40年代〜50年代 「刺繍タグ」のARMY CLOTHの画像

画像引用元サイト:Vintage Rare 40s WWII Dickies Army Cloth Shirt Size 15 1/2 Military

このタグには、次の3種類あります。

  • 「ARMY CLOTH」表記
  • 「GUARANTEED」表記
  • 表記なし

1つ目は、画像のようにタグにブランド名の下に「ARMY CLOTH」と書かれています。

実は、Dickiesは第二次世界大戦時、政府の要請でアメリカ陸軍の制服を製造していました。そのため、当時のDickiesのタグには、このように軍のモノを表す記載がされています。

これは、対戦モデルと呼ばれ非常に珍しいものです。

つまり、「ARMY CLOTH」とタグに記載されている場合、第二次世界大戦時に作られたものなので、40年代のものだと推測出来ます。

2つ目は、先ほどと同様のデザインのタグで、商品保証を意味する「GUARANTEED」と記載されたタグです。

40年代〜50年代 「刺繍タグ」のGUARANTEEDの画像

画像引用元サイト:50’s Dickies ディッキーズ ワークツイル シャツ グレー…

このタグは、50年代によく目にします。

しかし、第二次対戦時にこのタグと同じものが存在しているため、40年代から50年代に使用されていたと推測出来ます。

3つ目は、ブランド名の下に何も記載されないシンプルなタイプです。

50年代 「刺繍タグ」の画像

画像引用元サイト:50’sビンテージDickiesディッキーズデニムジャケット

こちらも50年代に見られるタグで、登録商標を表す「®️マーク」が記載されるのが特徴です。

下記は、「Dickies」の公式サイトから引用したものです。

1951年「Men of Production」の広告の画像

画像引用元サイト:BRAND HISTORY

この広告は、1951年に発表されたものです。

この当時の広告で、先ほど紹介した同様のタグを見つけることが出来ますので、50年代をメインに使用していたものだと思います。

この広告については、下記の文章をご確認ください。

“Men of Production”
この時代のスローガンは、”Men of Production(物づくりにかかわる男たち)”。写真の<ウォーキングマン>は、Dickiesのアイコン的存在として、1954年までの広告にたびたび登場した。ただし、キャラクターの職業や体型はさまざまで、Dickiesがどんな職業、どんな体型の人にもフィットすることを表現しており、この広告を通じて、Dickiesはワークウェアとしてより深く浸透した。

引用元サイト:BRAND HISTORY

50年代 「刺繍赤タグ」

50年代 「刺繍赤タグ」の画像

画像引用元サイト:ディッキーズ DICKIES 50s 刺繍赤タグ vintage ヴィンテージ

こちらも50年代に使われていたタグです。

みなさんが見覚えのあるタグにグッと近づいたのではないでしょうか。

このタグは、赤地に黄色でブランド名が刺繍されたデザインが特徴です。通称「刺繍赤タグ」と呼ばれます。

ここで、一旦これまでのタグを整理しましょう。

「Dickies」の40〜50年代までのタグは、刺繍タグでタグの周りが黒色で縫われているのが特徴です。これだけ覚えておくだけでも、年代判別にかなり役立ちますよ。

60年代 「プリント赤タグ」

60年代 「プリント赤タグ」の画像

画像引用元サイト:60s Dickiesディッキーズ ワークパンツ カーキ

60年代に入ると、刺繍タグからプリントタグへと移行します。

デザインは、「刺繍赤タグ」の時と大きく変わりませんが、周りのステッチが黒色から赤色に変わります。

また、同様のプリントタグで少しデザインが異なる下記のタグもあります。

60年代 「プリント赤タグ」の画像2

画像引用元サイト:60s ディッキーズ 874 Dead stock ワークパンツ USA製

このタグは、先ほどのタグに比べて色味が濃くなります。

そして、ブランド名が黄色から白色へ変更。さらに、タグの下部に同じ白色で下記の2つの文言が記載されるようになります。

  • MACHINE WASHABLE(=業務用or家庭用の洗濯機で洗濯可能)
  • NO BLEACH(=漂白剤の使用不可)

つまり、プリントの赤タグであれば、60年代のものと覚えておきましょう。

70年代「黒プリントタグ」

70年代「黒プリントタグ」の画像

画像引用元サイト:9/25(月) 定休日

同じくプリントタグですが、70年代には黒色が登場します。

タグが文言のみで構成され、シンプルなデザインに変更します。

また、このタグでも、先ほど紹介した下記の文言が使用されていますね。

  • MACHINE WASHABLE
  • NO BLEACH

このタグには、®️マークが付くタイプと付かないタイプがあり、付かないタイプは60年代ごろから見られる可能性があります。

70〜80年代「白タグ」

70〜80年代に見られるのが「白タグ」です。

この年代には、大きく分けて次の3種類の「白タグ」が使われます。

  • 「刺繍白タグ」
  • 「プリント白タグ」
  • 「Vagueroタグ」

1つ目は、70年代〜80年代に見られる「刺繍白タグ」です。

70〜80年代「白タグ」の画像

画像引用元サイト:ディッキーズ ヴィンテージ  ネルシャツ 80年代 ボックス コットン

白地に刺繍でタグが下記の色でデザインされています。

  • 「D」:黄色
  • 「D」の周り:赤色
  • 「Dickies」の文字:白色
  • 「Dickies」の周り:青色

2つ目は、80年代の「プリント白タグ」です。

80年代「白タグ」の画像

画像引用元サイト:80年代/白タグ/オーバーオール/44×30/IDG/使用感有/膝に小穴有

刺繍からプリントへ変更する以外、大きなデザインの変更はありません。

3つ目は、70年〜80年代の「Vagueroタグ」です。

70年代「白タグ」のVAGUEROの画像

画像参考元サイト:70’s 80’s USA製 ビンテージ ■ Dickies ディッキーズ VAGUERO 裏 ボア デニム ベスト ( メンズ 男性 M ) 70年代 80年代 古着 ワーク 2ポケ| 【US古着】中古 アメリカ古着 古着屋 ワークベスト ワークウェア デニムベスト ジレ アウター トップス アメリカ製 ボアベスト

これまでのタグと異なり、「三角タグ」で雰囲気が全く異なりますよね。

このようなタグもあるので、覚えておきましょう。

70〜80年代「オレンジタグ」

70〜80年代「オレンジタグ」の画像

画像引用元サイト:70-80s/ワークパンツ/オレンジタグ/42TALON/ボトム/36/コットン/NVY

70年代〜80年代に見られる「オレンジタグ」です。

名前の通り、タグがオレンジでデザインされているのですぐに判別可能ですね。

90年代 「刺繍タグ」

90年代 「刺繍タグ」の画像

画像引用元サイト:90’s USA製 ディッキーズ 874 ワークパンツ パールグレイ 表記(32×29) DEAD

最後に紹介するのが90年代の「刺繍タグ」です。

みなさんお馴染みのタグではないでしょうか?

50年代で紹介した「刺繍赤タグ」も刺繍でデザインされていましたが雰囲気が全く違いますよね。

この年代は、圧着タグ(上記写真の中央左)が使われるのが特徴です。

また、この年代のみ、ウエストの調整が出来る縫い合わせになっているという特徴もあります。

まとめ

いかがでしたか?

知らないタグも多かったのではないでしょうか?

「Dickies」はヴィンテージでも比較的安く手に入れることができ、さらに丈夫なのでガンガン履けるのでおすすめですよ。

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