Championのタグで年代を見分ける方法【リバースウィーブ編】

Championのタグで製造年代を見分ける方法【リバースウィーブ編】のメイン画像 ファッション

※各年代については、参考としてお考えください。Championの最高傑作といえば「REVERSE WEAVE」。

1930年代当時、スウェットは縦に縮みやすいという性質がありました。そこで、Championは、本来、縦に使用する生地を横に使用して縦縮みを抑える製法(=REVERSE WEAVE)を考案します。

その着心地はもちろんのこと、優れたデザインから現在でも多くの方を魅了してやみません。

ですが、その「REVERSE WEAVE」は、時代と共に何度もタグデザインの変更をしてきました。

そこで、この記事では、「REVERSE WEAVE」のタグから製造年代を見分ける方法を紹介します。

※各年代については、参考としてお考えください。

1938年〜1940年「初期タグ」

実は、Championは、リバースウィーブの特許を2度取得しています。

その1回目が行われたのが1938年で、その時に使用されたのが、ここで紹介する「初期タグ」です。

ちなみに、この年代の商品は、完全ではなかったので、1940年頃に一旦、生産が終了されたと言われています。

1938年〜1940年「初期タグ」のイメージ画像

画像引用元サイト:1940’s~ CHAMPION “ PRETTY RUNNERS LABEL ” (プリティーランタグ) / “ W ” FACE FOODIE

1947年〜1950年「デカランタグ」

販売を開始した後、使用されたのが、通称「デカランタグ」です。

左側にいる走っている人のデザインを「ランナーズタグ」と呼び、タグが大きいことからこのように言います。

1947年〜1950年「デカランタグ」のイメージ画像

画像引用元サイト:スウェット/L/コットン/WHT/40s/デカランタグ/3段染込/袖汚れ有・脇解れ有

1950年〜1951年「小文字ランタグ」

この年代になると、これまでの「CHAMPION」から「Champion」に変更になります。

「Champion」が小文字でデザインされていることから、通称、「小文字ランタグ」と呼ばれます。

このタグは、Tシャツでも使用されていますが、「REVERSE WEAVE」の商品で見ることはほとんどないため、かなり希少性が高いです。

1950年〜1951年「小文字ランタグ」のイメージ画像

画像引用元サイト:7周年記念!part 3

1952年〜1950年代中期「タタキタグ前期」

ここからタタキタグの時代に入ります。

ちなみに、タタキタグとは、タグの四方が縫い込んまれていることから、まるで叩き打ち込んだように見えることが由来です。

前期タイプは、右上にサイズ表記が入るのが大きな特徴です。

また、この時代は、社名表記がまだ「CHAMPION KNITWEAR CO. INC.」になっているのも注目すべきポイントですね。

タグには、Championの売りである

  • 「REVERSE WEAVE」:胴部の横編み
  • 「EXPANSION GUSSET」:脇のリブ素材

が大きく記載され、アピールしていることが汲み取れます。

1952年〜1950年代中期「タタキタグ前期」のイメージ画像

画像引用元サイト:K編集長@3.17大阪古着祭×稲フェス開催

1950年代中期〜1959年頃「タタキタグ中期」

中期タイプは、先ほどとほとんど同じデザインです。

しかし、サイズ表記の位置が異なり、一番下に大きな文字でサイズが記載されるようになります。

1950年代中期〜1959年頃「タタキタグ中期」のイメージ画像

画像引用元サイト:60S チャンピオン USMA リバースウィーブ タタキタグ | ヴィンテージ古着買取ブログ

1960年〜1967年「タタキタグ後期」

後期になると、「CHAMPION KNITWEAR CO INC」が一番上に移動します。

そして、サイズ表記も真ん中あたりに記載されるようになります。さらに、今までになかったRN(レジスタードナンバー)が表示されるようになります。

ちなみに、ここまで紹介したタタキタグは、全てコットン100%で作られているのも大きな特徴です。

1960年〜1967年「タタキタグ後期」のイメージ画像

画像引用元サイト:チャンピオン/REVERSE WEAVE/リバースウィーブ/60s/タタキタグ/スウェット/L/コットン/WHT

1967年〜1970年「タタキタグ最終」

タタキタグの最終タイプになると、デザインが大きく変更されます。

まず、社名表記が「CHAMPION KNITWEAR CO INC」から「CHAMPION PRODUCTS INC」に変更します。

そして、サイズ表記も

  • 「SMALL」→「S」
  • 「MEDIUM」→「M」
  • 「LARGE」→「L」

のように頭文字のみが大きく表記されるようになります。

さらに、この時代(1960年代後半)になると、アメリカではコットン100%の裏起毛スウェットシャツの販売が消防法によって禁止されてしまいます。それに伴い、Championは、下記の混紡素材に変更されます。

  • コットン:90%
  • ポリエステル:10%
1967年〜1970年「タタキタグ最終」のイメージ画像

画像引用元サイト:チャンピオン社の忖度 USMA リバースウィーブ スウェットの不思議

1970年〜1976年「単色タグ前期」

この時代になると、やっとChampionのトレードマークである「Cマーク」が登場します。

タグに用いられている色が、1色のみでデザインされていることから、通称「単色タグ」と言われます。

使用されていた色は、下記の5色があり、サイズごとに使い分けされていました。

  • XSサイズ:緑
  • Sサイズ:青
  • Mサイズ:赤
  • Lサイズ:エンジ色
  • XLサイズ:金色

ちなみに、素材は、「タタキタグ最終」と同じく

  • コットン:90%
  • ポリエステル:10%

の混紡素材です。

タグの一番下に「FOR CARE SEE REVERSE」という注意書きが入るようになります。

1970年〜1976年「単色タグ前期」のイメージ画像

画像引用元サイト:70s USA製 Championチャンピオン 単色タグ ウイングフット リバースウィーブパーカー 赤 M

ちなみに、この「単色タグ前期」の中でも最初期になると、この注意書きの代わりにタグの下にアンダーバーが入るデザインもあります。

1970年〜1976年「単色タグ前期」の最初期のイメージ画像

画像引用元サイト:70s USA製 Championチャンピオン 単色タグ リバースウィーブ スウェットパンツ M

1976年〜1981年「単色タグ後期」

「単色タグ前期」とデザインはほぼ同じですが、「単色タグ後期」になると素材にアクリルが使用されるようになります。

  • コットン:90%
  • アクリル:10%

また、このタグから、XLサイズ以外は、青または赤の単色タグのみになります。そのため、それを基に前期と後期を見分けることが出来ます。

ちなみに、XLには、

の4色が使用されます。

1976年〜1981年「単色タグ後期」のイメージ画像

画像引用元サイト:70s USA製 Championチャンピオン 単色タグ USAFA リバースウィーブパーカー 紺 M

1981年〜1983年「トリコタグ前期」

タグデザインに、青、白、赤のトリコロールカラーを使用していることから通称「トリコタグ」を呼ばれます。

タグの裏面に「MADE IN U.S.A.」表記が入るのが最大の特徴です。

「トリコタグ前期」には、2種類の素材の配合パターンがあります。

1つ目が、

  • コットン:82%
  • アクリル:12%
  • レーヨン:6%

です。

1981年〜1983年「トリコタグ前期」のイメージ画像1

画像引用元サイト:80s USA製 Championチャンピオン リバースウィーブパーカー 紺 M

2つ目が、

  • コットン:90%
  • アクリル:10%

です。

1981年〜1983年「トリコタグ前期」のイメージ画像2

画像引用元サイト:絶好調!チャンピオン リヴァース!!!+トリコタグについて(T.W.神戸店)

1983年〜1985年「トリコタグ中期」

「トリコタグ中期」になると、

  • コットン:90%
  • アクリル:10%

の1種類になります。

また、「MADE IN U.S.A.」表記が前面に記載されるようになります。

そして、裏に洗濯時の注意事項タグが付きます。

そこには、「DUE TO THE BULKY MATERIAL AND ATHLETIC COLORS WASH SEPARATELY」と書かれており、「分厚い商品のため、カラフルな商品とは分けて洗濯してください」と書かれています。

1983年〜1985年「トリコタグ中期」のイメージ画像

画像引用元サイト:80’s CHAMPION トリコタグ 3段プリント リバースウィーブパーカー [XL]

1985年〜1990年「トリコタグ後期」

「トリコタグ後期」になると、さらに素材が下記のように変わります。

  • コットン:89%
  • アクリル:8%
  • レーヨン:3%

そして、洗濯時の注意事項タグが無くなります。

1985年〜1990年「トリコタグ後期」のイメージ画像

画像引用元サイト:Champion リバースウィーブ トリコタグ スウェットパンツ / メンズS

1990年〜「刺繍タグ」

この年代になると、タグが縦長になり、刺繍でデザインされていることから通称「刺繍タグ」と呼ばれています。

「刺繍タグ」には、2種類の素材の配合パターンがあります。

1つ目が、

  • コットン:89%
  • アクリル:8%
  • レーヨン:3%

です。

1990年〜「刺繍タグ」のイメージ画像1

画像引用元サイト:90s/刺繍タグ/リバースウィーブ/スウェット/XL/コットン/GRY

そして、2つ目が、

  • コットン:90%
  • アクリル:10%

です。

1990年〜「刺繍タグ」のイメージ画像2

画像引用元サイト:古着 スウェット 90s USA製 Champion Reverse Weave 「MICHIGAN STATE」 カレッジ プリント リバース スウェット 深緑 L 古着

また、生産地も下記の2種類があります

  • USA製
  • MEXICO製

ちなみに、USA製の方が初期です。

まとめ

いかがでしたか?

既に「REVERSE WEAVE」を持っている人は、自分が持っている商品の年代がわかりましたか?

もし、持っていない人は、この記事を参考に様々な年代の「REVERSE WEAVE」を集めて、それぞれの時代に作られた良さを堪能しましょう。

また、Tシャツの年代の見分け方も紹介しているので、ご興味がある方はあわせてご確認くださいませ。

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