CAN’T BUST’EM(キャントバステム)のタグで年代を判別する方法

CAN'T BUST'EM(キャントバステム)のタグで年代を判別する方法のメイン画像 ファッション

1876年に誕生した「CAN’T BUST’EM」。

オーバーオールを着た鶏のキャラクターである通称「ルースター」がブランドアイコンですよね。

CAN’T BUST’EMとは「絶対に破れない」という意味があり、その名に恥じない頑丈なワークウェアをこれまで手掛けて来ました。

しかし、1946年にLeeに買収されてしまいブランドは消滅してしまいますが、その後もブランド名はそのまま使用され1970年代頃までこの名前を使用したタグの存在が確認されているブランドです。

そこで、この記事では、そんなCAN’T BUST’EMのタグで年代を判別する方法を紹介します。

1900年代 「布パッチ(センター)」

1900年代のキャントバステムの「布パッチ(センター)」の画像

画像引用元サイト:ビンテージ展示品紹介 ~CAN’T BUST’EM(キャント バステム)~

博物館級の大変希少な1900年代頃に見られる「布パッチ」。

今ではジーンズやデニムパンツなどと呼ばれていますが、このパッチが付く頃は、まだウエストオーバーオールと呼ばれていた時代のものです。ベルトループが付かず、サスペンダーボタンとバックルバックが付くのが特徴です。

この男たちがジーンズを引っ張っているデザインのパッチには、下記の内容が記載されます。

  • CAN’T BUST’EM
  • UNION MADE
  • TRADE MARK REG US PAT OFF
  • ELOESSER-HEYNEMANN CO.
  • SAN FRANCISCO
  • Lot○○ W○○ L○○

さらに、このパッチはサイドではなくセンターに付くのも特徴の一つです。

男たちがジーンズを引っ張っているデザインでウエストオーバーオールのセンターに付く「布パッチ」は1900年代

1910年代 「布パッチ(サイド)」

1910年代のキャントバステムの「布パッチ(サイド)」の画像

画像引用元サイト:CAN’TBUST’EM DENIM WAIST OVERALLS

同じくウエストオーバーオールに付く1910年代の「布パッチ」。

しかし、1910年になるとパッチがサイドに付き、ブランドアイコンである「ルースター」が大きく描かれるのが特徴です。

「ルースター」が大きくデザインされたウエストオーバーオールのサイドに付く「布パッチ」は1910年代

1920年代 「布パッチ」

1920年代のキャントバステムの「布パッチ」の画像

画像引用元サイト:CAN’T BUST’EM WHITE COTTON COVERALL

こちらは1920年代頃のカバーオールに付く「布パッチ」です。

先ほど紹介したパッチのデザインと少し異なりますが、同じく「ルースター」が大きくデザインされるのが特徴です。

また、このカバーオールにはチェンジボタンが使用されています。チェンジボタンとは下記の画像のように取り外し可能なボタンのことで洗濯する際に生地が傷付かないために採用されていたヴィンテージ特有の仕様です。

1920年代のキャントバステムの「チェンジボタン」の画像

画像引用元サイト:CAN’T BUST’EM WHITE COTTON COVERALL

このチェンジボタンは1930年代頃までに見られる仕様のため、ここを見るだけでも年代を絞ることが可能です。

カラフルにデザインされた「ルースター」がデザインされる「布パッチ」は1920年代
「チェンジボタン」は1930年代頃までに見られる仕様

1920年代〜1930年代 「RED BUTTONタグ」

1920年代〜1930年代のキャントバステムの「RED BUTTONタグ」の画像

画像引用元サイト:CAN’T BUST’EM ビブオーバーオール☆

1920年代から1930年代に見られる「RED BUTTONタグ」。

その名前の通り、タグの真ん中に赤いボタンがデザインされるこのタグには下記の内容が記載されます。

  • CANT BUSTEM
  • UNION MADE
  • RED BUTTON

ちなみに、このタグはオーバーオールに付きます。

「RED BUTTONタグ」は1920年代〜1930年代

1930年代 「RED LABELタグ」

1930年代のキャントバステムの「RED LABELタグ」の画像

画像引用元サイト:CAN’T BUST’EM

1930年代の「RED LABELタグ」。

白地に大きく「ルースター」がデザインされ、「赤」「白」「青」の3色でデザインされるこのタグには次の内容が記載されます。

  • CAN’T BUST’EM
  • UNION MADE
  • TRADE MARK
  • RED LABEL
「RED LABELタグ」は1930年代

1930年代 「GOLD LABELタグ初期」

1930年代のキャントバステムの「GOLD LABELタグ初期」の画像

画像引用元サイト:CAN’TBUST’EM DENIM WORK PANTS WITH BUCKLEBACK

1930年代に見られる「GOLD LABELタグ初期」。

このタグは黄色でデザインされていますが、それ以外は先ほど紹介した「RED LABELタグ」のデザインとそっくりです。

また、上記画像を見ていただくとこの商品にはバックルバックが付いてることが確認出来ます。このバックルバックは1940年代以前のもの付くことが多いため、そのことからも年代を絞ることが可能です。

「RED LABELタグ」と似たデザインの「GOLD LABELタグ」は1930年代

1940年代〜1950年代 「GOLD LABELタグ(白タグ)」

1940年代〜1950年代のキャントバステムの「GOLD LABELタグ(白タグ)」の画像

画像引用元サイト:40’S CAN’T BUST’EM EXPRESS STRIPE OVERALL

1940年代から1950年代に見られる「GOLD LABELタグ」。

少し「ルースター」のデザインが変わったこの白地のタグには、下記の内容がデザインされるのが特徴です。

  • CAN’T BUST’EM
  • TRADE MARK
  • UNION MADE
  • GOLD LABEL

40年代の商品には、「月桂樹ボタン」が使用されることが多いです。

「GOLD LABELタグ(白タグ)」は1940年代

1950年代 「GOLD LABELタグ(左向き)」

1950年代のキャントバステムの「GOLD LABELタグ(左向き)」の画像

画像引用元サイト:50’s CAN’T BUST’EM キャントバステム デニムジャケット

1950年代に見られる「GOLD LABELタグ」は、「ルースター」が左を向いているのが特徴です。

「ルースター」が左を向いている「GOLD LABELタグ」は1950年代

1950年代〜1960年代 「塩化ビニールパッチ」

1950年代〜1960年代のキャントバステムの「塩化ビニールパッチ」の画像
 

1950年代から1960年代の「塩化ビニールパッチ」。

上記画像では、「88」と大きく記載されていますが、ほとんど同じデザインで「77」の場合もあります。

「77」や「88」などの数字がデザインされる「塩化ビニールパッチ」は1950年代〜1960年代

1960年代 「GOLD LABELタグ(右向き)」

1960年代のキャントバステムの「GOLD LABELタグ(右向き)」の画像

画像引用元サイト:60’s CAN’T BUST’EM キャントバステム リブ付き コットンジャケット

1960年代になると、「ルースター」が右を向くようになります。

「ルースター」が右を向いている「GOLD LABELタグ」は1960年代

1960年代〜1970年代 「FRISKO JEENSタグ」

1960年代〜1970年代のキャントバステムの「FRISKO JEENSタグ」の画像

画像引用元サイト:60’s FRISKO JEENS CAN’T BUST’EM フリスコジーンズ キャントバステム ワークジャケット

1960年代〜1970年代のリーの「FRISKO JEENSタグ」の画像

画像引用元サイト:60’s FRISKO JEENS CAN’T BUST’EM フリスコジーンズ キャントバステム ワークジャケット

1960年代から1970年代に見られる「FRISKO JEENSタグ」。

CAN’T BUST’EMと言えば、「FRISKO JEENS」を思い浮かべる方が多いほど代表作ですよね。

この「FRISKO JEENSタグ」は、上記画像のように「CAN’T BUST’EM」と CAN’T BUST’EMを買収した「Lee」の2種類のタグがありますが、いずれも白地に青とオレンジでデザインされるのが特徴です。

「FRISKO JEENSタグ」は1960年代〜1970年代

1970年代 「CAN’T BUST’EM×Leeタグ」

1970年代の「CAN'T BUST'EM×Leeタグ」の画像

画像引用元サイト:70’s CAN’T BUST’EM キャントバステム モールスキン ジャケット …

1970年代に見られる「CAN’T BUST’EM×Leeタグ」。

横長なタグが使用され、そこに色鮮やかな 「ルースター」がデザインされます。また、その左側に「H.D.LEE」と記載されるのが特徴です。

タグに「H.D.LEE」と記載される「CAN’T BUST’EM」のタグは1970年代

まとめ

いかがでしたか?

「CAN’T BUST’EM」の古いタグは、本当に見る機会が少なく大変希少です。

特に40年代以前の商品は全然見かけないので、もし見かけたときはこの記事を参考に年代判別していただけたら幸いです。

 

 

 

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