1938年にアメリカのミネソタ州で誕生した「BUTWIN」。
このブランドは「アワードジャケット」の老舗ブランドで、「アワードジャケット」の歴史を作ってきたと言っても過言ではありません。
古着屋さんでもよく見かけるので、ヴィンテージ好きであれば必ず抑えておくべきブランドです。
そこで、この記事では、そんなBUTWINのタグで年代を判別する方法を紹介します。
1940年代
「TAILORED Sportwear by BUTWINタグ」

画像引用元サイト:1940s BUTWIN A-2 TYPE LEATHER JKT【中古】
希少な1940年代の「TAILORED Sportwear by BUTWINタグ」。
タグに大きく「TAILORED Sportwear by BUTWIN」表記が入り、右側に盾のようなデザインが入るのが特徴です。
「人タグ」

画像引用元サイト:【中古】Butwin/40s/スタジャン/ウール/NVY/フェルト/2トーン【メンズウェア】

画像引用元サイト: JK-756
こちらも1940年代に見られるタグで、左側に人が大きくデザインされるのが特徴です。
40年代後半の服に付いていることが多いですね。
このタグは、上記の画像のように人の顔が薄い人と濃い人のパターンがあります。そして、中にはブランド名が大文字で記載されるものもありますよ。
1950年代
「白タグ(赤×緑)」

画像引用元サイト:50’s BUTWIN ボタスタ “BLACK” [ou-367]
1950年代に見られる「白タグ」。
このタグから見たことがある方が増えるのではないでしょうか?
皆さんお馴染みの「BUTWIN」のデザインで、60年代から70年代にも同じようなデザインのタグが使用されます。
50年代は白地に「赤」と「緑」の配色が特徴で、このタグは刺繍でデザインされています。
「プリントタグ」

画像引用元サイト:50s BUTWIN Reversible Varsity Jacket
先ほど紹介した「白タグ(赤×緑)」のプリントバージョンで、こちらも50年代に見られます。
「ANOTHER BUTWIN JACKETタグ」

画像引用元サイト:1950s〜【BUTWIN】リバーシブルスタジャン メルトン×サテン [★E15-11-260]
こちらも50年代に使用されるプリントタグですが、「ANOTHER BUTWIN JACKET」表記が入るのが特徴です。
1960年代〜1970年代 「白タグ(青×赤)」

画像引用元サイト:60s BUTWINバトウィン メルトン ウール 袖革スタジャン 青×白 40

画像引用元サイト:70s USA製 BUTWINバトウィン パッチ付き メルトン ウール×ナイロン リバーシブルスタジャン 青×黄 42
1960年代になると、白地に「青」と「赤」の配色に変わります。
1980年代 「黒タグ」

画像引用元サイト:80s BUTWIN ”football-print” ナイロン スタジャン アワードジャケット 古着 used
1980年代に使用される「黒タグ」。
これまでは白いタグでしたが、80年代から黒いタグが使用されるようになり、これまでのデザインが一新されます。
まとめ
いかがでしたか?
これで「BUTWIN」の年代判別は大丈夫ですね。
下記にアワードジャケットが有名なブランドの記事も記載しておりますので、興味がある方はあわせてご確認くださいませ。
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