今の時代、1万円以下で買える眼鏡がたくさんあります。
でも、そのような眼鏡は人と被っていたり、自分が思い描く形やデザインではなくて満足していない方も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事では、そんな安い眼鏡に満足できない方へ本当におすすめのメガネブランド10選を紹介します。ここで紹介するブランドのメガネは洗練されたモノばかりですので、きっと理想の一本が見つかりますよ。
- 白山眼鏡店(ハクサンガンキョウテン)
- ayame(アヤメ)
- 999.9(フォーナインズ)
- 増永眼鏡(マスナガメガネ)
- Lesca(レスカ)
- Ray-Ban(レイバン)
- TART OPTICAL(タートオプティカル)
- American Optical(アメリカンオプティカル)
- SHURON(シュロン)
- Bausch & Lomb(ボシュロム)
- THOM BROWN(トムブラウン)
- Tom Ford(トムフォード)
- MOSCOT(モスコット)
- MYKITA(マイキータ)
- OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)
- BARTON PERREIRA(バートンぺレイラ)
- Oliver Goldsmith(オリバーゴールドスミス)
- alain mikli(アランミクリ)
- まとめ
白山眼鏡店(ハクサンガンキョウテン)

画像引用元サイト:白山眼鏡店
白山眼鏡店は、1883年に日本橋人形町に創業した白山眼鏡店(しらやまめがねてん)をルーツにした老舗メガネブランドです。
「デザインしすぎないこと」をコンセプトにし、日本製にこだわったオリジナルフレームを製作しています。その数なんと約120アイテム580バリエーションです。これだけのフレームが用意されているので、自分が探している眼鏡をきっと見つけることが出来るでしょう。
そして、その数あるラインナップの中でも特に有名なのが「ジョン・レノン」が愛用したことで有名な「メイフェア」です。

画像引用元サイト:A Day In The Lifeのホームページ
このセルロイド製のフレームがたまらないですよね。
私自身、白山眼鏡店で眼鏡を購入したことがありますが、本当にお客様一人一人に適したフィッティングをしてくれます。そのため、安い眼鏡と異なり下を向いたり、少し走っても全然ズレないので非常に満足しています。
シンプルなデザインで自然に顔に馴染みます。そのため、さりげなくお洒落をしたい方におすすめです。
ayame(アヤメ)

画像引用元サイト:ayamenのホームページ
ayameは、今泉 悠によって2010年に東京で誕生したメガネブランドです。
急成長のブランドなので、知らなかった人は要チェックですよ。
ブランド名の由来は、今泉 悠の出産地である茨城県潮来市のシンボル花「菖蒲」から来ています。「菖蒲」は神秘や高貴の象徴なので、ayameのメガネを表現しています。
そして、ブランドコンセプトは「温故知新」を掲げています。そのコンセプト通り、クラシックですが、今風なデザインで作られています。そのため、飽きが来ず、永く愛用出来ます。メガネの本場である鯖江の熟練の職人が作っているのも安心です。
また、様々なコーディネートにも合うデザインなのでオールマイティーに使いたい方におすすめですよ。
999.9(フォーナインズ)

画像引用元サイト:999.9のホームページ
999.9は、1995年9月に誕生した機能的な眼鏡の代表格です。
眼鏡を使用する人が、快適に過ごせるために掛けていて心地よいと思えるフレームを目指して製作しています。
中でも業界を震撼された掛け心地を実現したのが「逆Rヒンジ」です。有名なのでご存知の方も多いかも知れませんが、下図のようなデザインです。

画像引用元サイト:OPTICAL NEW COLLECTION 2018 M-62 series
実は、眼鏡のこの部分は負荷がかかりやすく、何度も掛けたり外したりしていると眼鏡の横幅が広がって落ちやすくなります。つまり、掛け心地が悪くなる原因の多くを占めているのです。
しかし、999.9が作り出したこの逆Rヒンジの場合は、フレームに掛かる負荷を吸収してくれるのでフレームの歪みを防止します。そのため、いつまでも快適な掛け心地を実現します。
また、999.9は、機能を追求した結果、美しいデザインが生まれるとホームページで述べています。
『眼鏡は道具である』。眼鏡は視力矯正器具であり、機能を追求していくと必然的に生まれる形があり、それが美しいフォルムとなる。つまり、機能を追求した結果生まれるのが、デザインなのです。
情報引用元サイト:フォーナインズについて
つまり、デザインと機能性の両方を求める方におすすめです。
さらに、より多くの人に使用してもらうため基本的にフレームはユニセックスデザインになっています。そのため、性別も超え、男女問わず人気です。
増永眼鏡(マスナガメガネ)

画像引用元サイト:増永眼鏡のホームページ
増永眼鏡は、1905年から続く老舗眼鏡メーカーです。
創業当初から利益ではなく、品質第一を貫いてきた職人タイプの会社です。下記は、実際に増永眼鏡が1世紀に渡り守り抜いた社是です。
「当社は、良いめがねをつくるものとする。
出来れば利益を得たいが、やむを得なければ損をしてもよい。
しかし常に良いめがねをつくることを念願する」情報引用元サイト:CORPORATE PROFILE
徹底した品質と技術の向上に努め、1933年には、昭和天皇の献上用として誕生したシリーズ「MASUNAGA G.M.S.」が開発されました。そして、2005年に「GMS-LIMITED」として復活してます。
その後も、1970年に大阪万博のタイムカプセルに収納されたCUSTOM72の後継モデルの「MASUNAGA 光輝」も人気を集めています。
これまでは日本にフォーカスを当てて紹介していましたが、2014年、2015年に「シルモ・ドール」を受賞しています。これは、眼鏡界のアカデミー賞と言われるくらい大きな賞で、これを受賞すると世界中から注文が殺到します。
そして、2018年にはKENZOともコラボした眼鏡も出ていて、世界中で人気を集めているブランドです。
職人が作った至極の一本を探している方におすすめです。
Lesca(レスカ)
Lescaは、1964年にフランス南部のジュラ地方でレスカ一家が創業したメガネブランドです。
ちなみに、ジュラ地方は日本でいう鯖江に当たるフランスの眼鏡産地です。
自らの活動を「French Heritage(フランスの伝承)」と呼び、ジュラ地方の伝統的な眼鏡の歴史を伝えてきました。
建築家として有名なル・コルビジェが愛用していた「La Corb’s」や芸術家の藤田嗣治 が愛用していた「G.Burt」などクリエイティブな方におすすめの眼鏡です。
また、意外と顔に馴染みやすいクラウンパント(クラウン=王冠、パント=ボストン型の造語)も非常におすすめですよ。
Ray-Ban(レイバン)

画像引用元サイト:Ray-Banのホームページ
Ray-Banは、1937年に後に紹介するボシュロム社から誕生したブランドです。
元々は、アメリカ陸軍航空隊からボシュロム社にサングラスを作ってくれと言われたのが始まりです。ちなみに、この時に作られたサングラスが後のアビエイターモデルで、トム・クルーズが映画「トップガン」でかけていたことでも有名です。
Ray-Banと言えばサングラスですが、メガネも人気を集めています。特に下記の2種類が人気です。
- Wayfarer(ウェイファーラー):Ray-Banで最も人気の型。キムタクやボブディランなど有名人も愛用しています。
- CLUBMASTER(クラブマスター):クラシカルな雰囲気のメガネ。マルコムXや映画の「レザボア・ドッグス」でも使用されました。
日本人に似合う型のデザインが多く、他のブランドに比べるとお値段も比較的低価格です。
そのため、どれにするのか迷われている方におすすめですね。
TART OPTICAL(タートオプティカル)

画像引用元サイト:JULIUS TART OPTICALのホームページ
1948年にジュリアス・タートにより創業されたニューヨークの眼鏡ブランドです。
マンハッタンの自社ビルで製造されていましたが、業績悪化に伴い1970年代に廃業してしまいます。
しかし、ジュリアス・タートの甥であるリチャード・タートが新たにJULIUS TART OPTICAL(ジュリアス・タート・オプティカル)というブランドを立ち上げ数々の名作の復元を行います。
特に、名作と言われるのは、「ARNEL(アーネル)」です。
その当時、細いメタルフレームが主流だった中、太いセルロイドメガネを発表したことで一躍注目を集めます。そして、ジェームス・ディーンやジョニー・デップなどの名だたる著名人に愛用されました。
誰もが憧れる不朽の名作「ARNEL(アーネル)」は、メガネ好きには欠かせない一本です。
American Optical(アメリカンオプティカル)

画像引用元サイト:American Opticalのホームページ
American Opticalは、1833年マサチューセッツ州サウスブリッジに設立された世界最古のメガネブランドです。
アメリカの三大メーカーの一つとしても有名です。
American Opticalの他には、ボシュロム・シュロンがあり、この二つについては後ほど紹介します。
このAmerican Opticalは、眼鏡の歴史を作ってきたといっても過言ではありません。
1891年には、アメリカで初めて金張りのフレームの眼鏡を開発しています。さらに、眼鏡の智部分を上に付けることで視界を広く見せる「フルヴュー(FUL-VUE)」という新しい眼鏡のモデルを開発しました。
この眼鏡は、ボシュロムやシュロンがお金を払ってまで自分たちの眼鏡に取り入れたと言われています。
また、黒人公民権運動活動家のマルコムXやジャズピラ二ストのビル・エヴァンスなど数々の著名人にも愛用され業界のみならず多くの人を魅了してきました。
SHURON(シュロン)
SHURONは、1865年アメリカで設立された眼鏡ブランドです。
「良い材料により製造された上質のフレームを生産すること」を掲げ、クラシカルで時代に適した眼鏡を作り続けてきました。
そして、SHURONといえばRONSIRが定番です。
1947年に販売された当モデルは、アメリカで大流行しました。そして、映画で役者が使用することでさらに人気を集めます。
特に、映画「JFK」でケビン・コスナーが掛けていたことでも有名なモデルです。
また、このRONSIRは、ブロータイプなので知的で誠実な印象を与えることが出来ます。
Bausch & Lomb(ボシュロム)

画像引用元サイト:Bausch & Lombのホームページ
Bausch & Lombは、1972年にジョン・ジェイコブ・ボシュとヘンリー・ロムが創業した眼鏡ブランドです。
「確かな視界で快適な暮らしを-See Better. Live Better-」をお手伝いすることをミッションにし、レンズを研究してきた会社です。
最も有名なのは、1926年にパイロット向けに開発されたRay-Banのサングラスです。1937年には、一般向けにも販売されるようになり、おしゃれのアイコンとして大ヒットしました。
また、世界で初めてソフトコンタクトレンズを製品化したのもBausch & Lombです。
そして、今では事業の売買などを行い世界の総合アイケアカンパニーにとして経営し続けています。
ファンの中では、ヴィンテージ眼鏡が人気を集めています。
THOM BROWN(トムブラウン)

画像引用元サイト:THOM BROWNのホームページ
THOM BROWNは、2001年にデザイナーのトムブラウンによって設立されたファッションブランドです。
そして、2011秋冬シーズンよりアイウェアの展開を行っています。
アメリカの黄金時代(1950年代後半〜60年代前半)のファッションスタイルであるアメリカントラディショナルをベースにしたデザインが人気を集めています。
登坂広臣さんが愛用したことでも有名な「TB-011」が特に人気ですね。また、ドラマ「掟上今日子の備忘録」でガッキーが着用していた「TB-404」も人気を集めています。
トラッド系のファッションが好きな方におすすめです。
Tom Ford(トムフォード)

画像引用元サイト:Tom Fordのホームページ
Tom Fordは、2005年にアメリカのテキサス州で生まれたファッションブランドです。
このブランドは、GUCCIやイヴ・サンローランでクリエイティブ・ディレクターを務めたトムフォードが設立しました。
また、トムフォードがGUCCIに就任していた当時、業績不振で悩んでいましたが、ロゴの見直しやコンセプトを変更し、売り上げを10倍以上にも増加させた話は今なお伝説として語り継がれています。
「力強く、タフでしかもセクシーであるべき」をコンセプトに素材や裁縫にこだわるファッションブランドです。
そのため、「世界でもっとも男性をセクシーに見せるブランド」とまで言われています。
また、数あるモデルの中でも、トム・フォードが初監督した映画「シングルマン」でコリン・ファース氏が着用した「TF5178」は特に有名です。
素敵な大人を演出する眼鏡を探している方におすすめです。
MOSCOT(モスコット)

画像引用元サイト:MOSCOTのホームページ
MOSCOTは、1915年にニューヨークでメガネ店として誕生した眼鏡ブランドです。
モスコットは、5世代に渡りモスコット家が経営してきた100年を超える老舗眼鏡専門店です。
- 40年代:MILTZEN ( ミルゼン )
- 50年代:LEMTOSH ( レムトッシュ )
- 60年代:YUKEL (ユケル)
と、年代ごとに時代を代表するモデルを発表していますが、中でもジョニー・デップが愛用したことで有名なLEMTOSHは群を抜いて人気を集めています。
MOSCOTは、歴史と権威のある眼鏡屋として今なお支持されている絶対に押さえておくべき眼鏡ブランドです。
MYKITA(マイキータ)

画像引用元サイト:MYKITAのホームページ
MYKITAは、フィリップ・ハフマンス、弟のダニエル・ハフマンス、ハラルド・ゴッシュリング、モーリッツ・クリューガーの4名が2005年にドイツのベルリンで設立した眼鏡ブランドです。
「美とテクノロジーの融合」をコンセプトに掲げ、0.5ミリ厚のシートメタルのフレームを用いた基本とし、下記のような今までにない眼鏡を全てハンドメイドで製作してきました。
- スクリューレスヒンジ
- ネジを用いないフレーム
ヒンジ部分を軽く捻るとカチリと外せる仕組みになっているため、眼鏡が折れることなく長く使用することが出来ます。
また、有名なブランドとコラボしていることでも有名です。下記に過去にコラボしたブランドをいくつか紹介します。
- Bernhard Willhelm
- MONCLER
- Cote&Ciel
- Maison Margiela
軽量で掛けやすく、デザインもエッジが効いています。
そのため、機能とデザインを兼ね揃えた眼鏡を探している方におすすめです。
OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)

画像引用元サイト:OLIVER PEOPLESのホームページ
OLIVER PEOPLESは、1987年にラリー・レイトと弟のデニス・レイト、そしてラリーの友人のケニー・シュワルツの三人によって創業された眼鏡ブランドです。
ファーストコレクションでは、アメリカ製のヴィンテージ眼鏡から着想を得てデザインを行います。そして、それ以来、このヴィンテージスタイルが受け継がれオリバーピープルズの哲学となります。
特に人気モデルは、アンディ・ウォーホルのフレームからインスパイアされた「Sheldrake-J」です。このモデルは、ジョニーデップが掛けていたことでも有名ですね。
OLIVER PEOPLESは、知的な印象を与えることが出来るのでビジネスマンからも人気を集めています。
BARTON PERREIRA(バートンぺレイラ)

画像引用元サイト:BARTON PERREIRAのホームページ
BARTON PERREIRAは、2007年に先ほど紹介したOLIVER PEOPLESの元CEOであるビル・バートンとデザイナーのパティ・ぺレイラが立ち上げた眼鏡ブランドです。
メイドインジャパンに拘っており、プラスチックフレームは岐阜県、メタルフレームは福井県で作られています。
他のメガネブランドと比べると最近出来たブランドですが、ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、そしてオーランド•ブルームなど名だたるセレブに愛用されており、人気を集めています。
また、最近では、星野源が「どん兵衛」のCMで着用した「GETTY(ゲッティ)」が有名です。
ベースはシンプルですが、随所にデザインが凝られています。そのため、さりげなくおしゃれを演出したい方におすすめです。
Oliver Goldsmith(オリバーゴールドスミス)

画像引用元サイト:Oliver Goldsmithのホームページ
Oliver Goldsmithは、1926年に創業されたイギリスを代表する老舗眼鏡ブランドです。
1950年代に斬新なデザインと色使いで注目を集め、その名を業界に轟かせます。
- 品質
- 優雅さ
- 快適さ
を大切にして作られた眼鏡は、オードリー・ヘプバーンやジョンレノンなどの誰もが知る有名人に愛用されます。
しかし、その勢いも1990年代に一時ブランド休止という形で低迷してしまいます。
そんなOliver Goldsmithですが、日本で高品質な製造工場と出会うことをきっかけに2005年に復活を遂げます。
今では、ヴィンテージモデルを今の時代にアップデートし、多くの方を魅了し続けています。
品が溢れる眼鏡で自分の格を上げましょう!
alain mikli(アランミクリ)

画像引用元サイト:alain mikliのホームページ
alain mikliは、1978年に「アイウェアの新時代を切り開く」という使命を持って創業された眼鏡ブランドです。
ブランドコンセプトとして「見るだけでなく、見られるためのアイウェア」を掲げ、「ファッション」と「色彩」に特に力を入れています。
テリー伊藤さんも愛用しているアシンメトリーな奇抜なフレームは有名ですよね。
また、カール・ラガーフェルドやジャンポール・ゴルチエなど一流ブランドにアイウェアのデザインを提供した実績もあり、最もファッション性の高い眼鏡です。
さらに、その奇抜なファッションの眼鏡から、「眼鏡には、アラン ミクリ以前とアラン ミクリ以後がある」と言われるくらい業界に大きな影響を与えました。
普通のデザインの眼鏡は嫌だという方におすすめです。
まとめ
いかがでしたか。
理想の眼鏡は見つかりましたか?
お気に入りの眼鏡を手に入れて、充実した日々を送りましょう!
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